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秘密袋ってな~に?

平成24年度に新たに取り組みたい「保育・教育」があります。


例えば、ある職員は草笛を作ったり、木のぼりをしたり、クリ拾いや、チガヤ飛ばし、笹舟づくりが大好きです。そんな職員が偶然にも所有している山を活用して遊べば、それが発展して「ふるさと里山保育」になります。また、リトミックやムーブメントの活動から派生した楽器を用いて取り組む活動「ふちのべアンサンブル(器楽合奏)」は今後、プロの音楽家だった当園保育士が進める活動ですが、ほかにも体操選手だった保育士が指導する体操であったり、、、、、活動の中で発展することがいっぱいありました。

これらはいつでも始められる活動として用意がありますが、それが子どもの意欲と主体性を奪ってはいけないと考えており、子ども達の表情と様子をみて無理なく、主体性を奪わず進めることが本当に大切だと思っております。

さて、比較的に上で挙げたものが、みんなで行う活動とすれば、自由保育の中で取り組めるものもあります。それは当園でみるとモンテッソーリ教育の教具を使って、興味の赴くまま、意欲に突き動かされるまま、取り組むことなどがそれにあたります。

新園舎では「アトリエ」と「モンテッソーリ教具を自由に扱える多目的室」が整備されますが、後者はモンテッソーリ国際教師のディプロマ資格を有する当園保育士数名がこの居室の整備をリードして進めています。

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上記の画像は、モンテッソーリ教具の一つ「秘密袋」という教具です。じつはその国際教師有資格者の保育士の手作りです。ご覧の通り、モンテッソーリ教具は一般的に「アナログ」です。でも、はじめて取り組む子どもたちは、夢中になり、ひとみを輝かせ興味関心が爆発するような状況になります。貝殻を出せば、関連して海の話をしたり、ミニカーが入ってたら他の魅力的な車の話など、脱線しても良いのでしょう。。

基本的には自分の手を使い、子どもは目で追い、深い深い集中に入っていきます。子どもは本当に不思議です。
「どうして、これをしたがっているのだろう、なぜしたいのだろう」と大人側が考えても分からないことが多くあります。例えば 急に秩序正しく行うことが好きになったり、線の上をひたすらまっすぐ歩きたくなったり、、。だからこそ子ども理解の世界は奥が深いのでしょうね。。。


現在、IT社会と言われるようになってずいぶんと経ちますが、子どもが深く集中して活動できる環境はIT社会では難しくなっています。そして、子どもの深い深い集中力はアナログの環境が作るものと信じております。
先日、テレビで面白いものを見てしまいました。それは、ある園の特集だったのですが、その園では幼児一人に一台 「I Pad 」を配っていて、「これが最先端の教育なのです。」と園長先生らしき方がお話されていましたが、びっくり仰天、唖然としてしまいました。
大人の社会でこれらが新しくパソコンに変わることは分かります。子どもに配れば、単純です。間違えなく「活字ばなれ、考察ばなれ」を助長するはずです。映像や画像をみることが楽ですし、そういう目的のツールと言えるのではないでしょうか?
当園でだって予算を組めばできることでしょう。ハッキリ言って配ることなどは簡単なことです。。渡して簡単に使い方を教えることも。。。。
こちら
にも興味深いウォールストリートジャーナルの記事があり、子ども達への影響を考えることが大切であると感じます。

日本の教育行政、保育行政に関わる方々が正しい意図と深い洞察でいま進めている「子ども子育て新システム」の制度設計を行っていただくことを切に望みます。なぜなら、現場の小さき声である私達は、そのなりゆきを静観することしかできないわけだからです。制度改正が子どもたちの最善の利益のためであることを望みます。。


新園舎建設の具体的な現場日記はこちら!


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