FC2ブログ

省察的実践への盲目的信頼への見直し

「専門的知識に対する信頼の危機」という言葉があります。

有名なドナルドショーン氏の省察的実践家モデルは、学術研究者へ「現場からの生きた知識」を重視するよう促す名書であると言われています。ショーン氏は 技術的合理性とりわけ「専門家」について大いに疑っている、または信頼がなくなってきたという論を展開しました。なぜならば実践における問題はいつでも予測不可能で多元的な要素を持っているからです。

多様な社会の現在ではいままでの技術的合理性だけでは問題の本質を捉えられないため「行為のなかでの省察」というパラダイムを提示したのです。保育の分野も当然ながら「保育臨床」の大切さ「現場主義」の大切さが改めて大切だという論が起こりました。そこで「内省(省察)」を行う省察的実践家」を研究の中心に据える動きが加速したようにおおざっぱいに言えばなってきたのではないかと思います。

これに対し香曽我部 琢氏は、この技術的合理性と「行為をしながらかんがえる(省察的実践)」のどちらも大切だと伝え、保育者のいままでの 「暗黙知」や「身体知」といった 体系化されていないこともしっかり体系化しそれを別枠で捉えず、この二つがいままでの経緯から二項対立になってしまったならば、これらはどちらも重要だとするよう振り子をもどそうと提唱しています。(間違っていたらスミマセン。新しく高度な概念のため理解不足かもしれません。)

また保育者効力感や保育者アイデンティティを評価するような考えが大切であること、保育者の協働する力に着目した考え方「新しい能力主義」の必要性を論じています。

大変、勉強になる考え方で渕野辺保育園でも保育者の力を最大限発揮させるため、ティーム保育が専門家、ベテラン保育者同士の常識という視点で「新しい考え方、新奇性を持つアイディア」の排除にならないようにする上でも「新しい能力主義」という概念は今後も意識して日々の保育を行っていかなければならないと感じました。







今日のお昼の食事はこちらをクリック!

↑