―「やらせ保育」と「おしきせの殻」と「ほわほわオブラート」を超えた世界で―

渕野辺保育園では「ふるさと保育」という名で大自然を舞台にした直接体験活動を大切にしています。
この活動に「かっこいい理論」などありません。

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その自然界を舞台に、推理、思考、洞察、判断、仲間を守るルールなどを養います。
そんな活動はもう35年以上前から行っていますが、私も子どもの頃体験した「崖のぼり」
「泥んこ沼への飛び込み」などをよく思い出します。
いまも行っている「稲作体験」「野良仕事」なども含め子どもにとってはなにより「生きた教材」です。

また、移行期、年少期の子ども達のだんだん大きくなってくるにつれての「期待」や「見通し」も含め、
直接体験活動も他の当園の方針のなにごとでも「継続することの大切さ」を実感しています。
継続することによって「本物」になるからで「ブーム」でやることこそ愚かしいことはないと思います。

そこで面白いエピソードを一つ。
ここ一週間の間に、ホリデー(休日)保育をしている場所に今年19歳になった大学生1人と同じく18歳の
2人の大学生が突然遊びに来ました。(2人組で来た大学生は保育園時代から仲良しでいまも仲良しです。)

夜間保育所ドリームの園長(学童の担当の時受け持った)と一緒に進路を聞いてビックリしたのですが、
1人は日本最高と誉れ高いT大理Ⅰへあとの2人はW大法学部とK大法学部の私立大学へ入学したということでした。

彼らのうち2人は卒園をした後も「学童保育」で3年生まで過ごし、(学童では当時、宿題をするなどはありませんでした。)園児時代は園庭や近くの小山田緑地を、おおげさではなく裸足でパンツ一丁で(失礼!)走り回っていたただのワンパク園児だったのです。
(ここでどこぞの塾のように何々大学に何名入学~なんてエビデンスはやりません。本来的な目的でもないし、もちろん彼らの力なのですから。)

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当時の渕野辺保育園(いまもですが)は「早期教育」などとは無関係、正反対の生活を日常的に行っていました。
どこかの有名幼稚園とは違って基本的には「教育をベース」とせず「遊びをベース」にしています。


保育の大先輩から教わることも、私の「実感」としても、「ハッキリとハッキリと」感じることは基本的な体験学習を飛び越えて、「文字」や「数字」や「バーチャル体験」で教育しても子どもはなにも得ていないし、それはしっかり所管が文科省、厚労省とのミックス省庁に変わっても訴えていきたいことであります。

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