新園舎へ引っ越しが完了しました。

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まだまだいろんな思いがあり、お世話になった方々へのお礼もままならないですが、ひとまず引っ越しが終わりました。この3年で「分園」「仮設園舎」「本園」とノンストップで整備、建設工事をすすめてきましたが、建てている際に一番頭で考えていたことはうまく言えないですが どの子どもにも「あったかい」園舎をつくりたいということです。


そして、4階「こもれびホール」には私達のルーツである「神の愛の精神」と「最貧者の足を洗う下座奉仕の精神」のような意識をすべての職員が持ち子ども達に接することを忘れないよう十字架を思い切って設置したことは私達にとって、とても大きなことでした。



ともかくも1年数か月の建設期間を経て、当面の保育環境を確保することができたものです。
まだ、モンテッソーリメソッドルームの整備や準備、各クラスのサイン、園のサイン、2階「あおばテラス」の複層ネットクライム工事等、未済工事もたくさんありますが、同時進行で行いつつ、まずは子ども達をお受けしながら進むことになりました。
2枚目の画像はランチパティオです。食事を食べる中庭をイメージしており、全面デッキ張りの床面になっています。
ここでは、暖炉があったり、ピザ窯があったりしますが、日常的に食事をしている場所でもあります。窓ガラスはほぼ天井まで開き、日常的に大きく採光を取ってます。暖炉は 本日のクリスマス会で一度、燃やしました。子ども達も不思議そうにその暖かさ、明りを感じていたようです。

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ランチパティオでは好きな色の椅子をこども達が選択をして食事をしています。食べる量は新園舎時代以前から 自己申告制のバイキング方式です。ちなみに調理をしている場所は2階からこども達が覗ける形になっています。

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3枚目の画像、園庭も同時に、レイアウト等を変えました。ターザンロープがあったり、クライミングがあったり、ブドウ棚の下の砂場には手押しポンプの水道があります。ブランコは円形型の2人で乗ったりしながら楽しめるようになっていたり、土管が収まっている築山があります。その他、こどもが自由に道具を使った工作ができるように、道具小屋があります。

また、植栽には シンボルツリーの くぬぎ、他の樹木はキンモクセイ、ヒメリンゴ、ノムラモミジ、シマトネリコ、アオダモ、ジューンベリー、ぶどう、ハナミズキ、ヤマボウシ、オリーブなどが中心です。
園庭の植栽の考え方は 幼児教育学者の倉橋惣三先生の考え方を参考にさせていただきたいと考えます。すなわち、夏は子ども達に木陰をつくって涼められるように葉がなり、冬は逆に陽射しを浴びられるように落葉樹の樹木が多く植えられています。

また、田んぼや畑も同じく作り、子ども達の行う大切な活動にしたいと考えております。

そして園庭でも一隅に「環境教育」を行うスペースが造られています。忘れてはならない場所として、こども達が「苗木から育てる木」を植えるスペースです。これはなにかと言うと「東日本大震災」の津波で倒れてしまった海岸線の松林がありましたが、あの防風林になる木を子ども達で育て、宮城県にて植樹をする木を育てるスペースに充てます。

今後も ハンモックがトーテムポールに付けられたり、風車設置の工事もあります。また、バルコニーの3階から2階へ渡りネットクライムが設置されます。


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4枚目の画像ですが、2階と3階で繋がっているブックラウンジですが、たくさんのソファや、段差に留まれる仕掛けがあり、子ども達が好きな場所に坐り、日中絵本を読んでいます。読んだ後、そのあとも読みたい場合、隠しておくなんて使い方もいまあるようです。

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5枚目の画像、保育室ですが、いろんなパターンで作られています。天井が波型になっている空間があったり、断面に大きさの不揃いの窓があったり、室内の家型の窓が付けられたロフトがあったり、楽しく作られています。このロフトの中は意識的に「鏡張り」の場所がたくさんあります。

また、各部屋はできるだけ「施設的」にならないように「ペンダントライト」がかけられる場所があり、それぞれ北欧のメーカーのルイスポールセンやレ・クリント、ルミナベッラ、コンラン等々の照明がバラバラに掛けらます。


新しい保育環境でこどもたちに何を提供できるかはこれからも未知数ですが、しかし確実なことは「こども主体」を目ざしているということです。

すなわち、こどもの「これってなんだろう!」という思いを無視した、園側からだけの「きょうはこんな素晴らしいことをしました!」というような「見せる保育」にはならないように気をつけたいと思います。

見せかけで「やらせ的」な環境であったり、大人だけが喜ぶようなデザインだけの保育園であったら、リアルな子どもの成長を保障することはできません。雰囲気重視で骨太なものがなく「フワフワ」とただ既成のもので遊ぶだけでは何もつかめず、何も夢中になるものもなく、時間が来て「はい、卒園」となってしまうことになります。

だからこそ、例えば片づけという行為一つをとっても、一見、こどもが一人で行うことで「きれい」に片づけられなかったり、汚してしまっても、できるだけ手伝わず最後まで行うこと、それこそがこども達が主体で生活を行っている証左です。

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また、 できるかぎりの一人びとりのこども達の自己実現ができる環境を提供してあげたいと思います。
すなわち、ある子どもには「いたずら」を許容できる園舎であったり、またある子どもにはモンテッソーリの教具を使って集中できる空間、そのまたある子どもにはアトリエの中で思い思いの造形が描け創れる空間、そしてホッとできる家庭のような空間、つまり言うなれば「一人ひとりの意味の島」であり、その思いを持ち保ち続けることができる空間、そこを忘れてはならないと考えております。






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